Netflix『トングン -呪いの宮-』キャスト・見どころ解説|公開3日で世界2位のホラー時代劇をネタバレなしで徹底レビュー

トングン -呪いの宮- — 2026
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2026年7月17日Netflix配信のホラーリミテッドシリーズ『トングン -呪いの宮-(동궁)』全8話一挙公開。鬼神を斬るナムジュヒョクと鬼の声を聴くノ・ユンソが呪われた宮廷に踏み込む——公開3日でグローバル非英語ショー2位・490万視聴・27カ国TOP10入りした話題作をネタバレなしで解説します。

王子が住む宮殿(東宮)で、また世子(王の跡継ぎ息子)が死んだ。

王様は誰にも言えない命令を出す——幽霊を斬れる男と、幽霊の声が聴ける女を、こっそり宮殿に呼べ。

2026年7月17日にNetflixで全8話が一気に公開された**『トングン -呪いの宮-』**は、公開からたった3日で英語以外の作品部門・世界2位(490万視聴)を記録し、27カ国のTOP10に同時ランクインした。韓国の幽霊話と宮廷ホラーを組み合わせた、これまでの韓国時代劇にはなかったジャンルの作品だ。


基本情報

項目内容
タイトルトングン -呪いの宮-(동궁 / The East Palace)
ジャンルホラー・ダークファンタジー・時代劇
レーティング16+
作品タイプリミテッドシリーズ(最初から話数が決まった作品)・全8話・完結
主要キャストナムジュヒョク、ノ・ユンソ、チョ・スンウ
キャスト情報はこちら
監督チェ・ジョンギュ(『悪魔判事』『赤い月 青い太陽』)
脚本クォン・ソラ・ソ・ジェウォン(『불가살(プルガサル)』『ザ・ゲスト』)
配信サービスNetflix(独占・全世界同時配信)
配信開始2026年7月17日(全8話・一気公開)
話数全8話(各話46〜59分)

ナムジュヒョク(구천・クチョン)

幽霊を退治できる専門家。剣ひとつで幽霊の世界に踏み込む主人公で、クールに見えて情に厚い。

ノ・ユンソ(생강・センガン)

幽霊の姿は見えないが、声だけが聴こえるという不思議な体質を持つ宮女(宮殿で働く女性)。クチョンとは真逆の能力を持ち、二人で力を合わせて謎を解いていく。

チョ・スンウ(国王)

宮殿を治める王様。次々と王子が死んでいく異変を前に、秘密裏にクチョンとセンガンを宮殿へ招く。ベテラン俳優チョ・スンウが3年ぶりにドラマに復帰した役で、視聴者から絶賛されている。


予告編


あらすじ(ネタバレなし)

舞台は架空の朝鮮時代。王子が住む東宮(とうぐう)で、跡継ぎの王子たちが次々と謎の死を遂げる。心配した国王(チョ・スンウ)は、ふたりの人物を内緒で宮殿に呼び寄せる。

ひとりは구천・クチョン(ナムジュヒョク)——この世と幽霊の世界を自由に行き来できる、幽霊退治の専門家。もうひとりは생강・センガン(ノ・ユンソ)——幽霊の姿は見えないが、その声だけは聴こえるという不思議な体質を持つ宮女(宮殿で働く女性)。

ふたりはそれぞれの能力を合わせながら呪いの正体を追うが、宮殿の奥には想像をはるかに超えた秘密が隠されていた。


見どころ

【見どころ1】「悪魔判事」監督×「프루가사ル」脚本——信頼できる作り手が本気で向き合った

監督のチェ・ジョンギュは『悪魔判事』でホラーやサスペンスの作り方のうまさを証明してきた人物。脚本のクォン・ソラとソ・ジェウォンは『불가살(プルガサル)』や『ザ・ゲスト』で、幽霊・オカルトのリアルな怖さを作り込んできた実績がある。

「この組み合わせなら雑には作らないはず」という安心感がある。実際、映像の迫力や美術のクオリティは海外メディアも取り上げるほどで、香港の有名英字新聞・サウスチャイナ・モーニング・ポストは「豪華なセットと衣装」「幽霊たちのデザインと精巧に作られた幽霊の世界の映像効果が圧倒的なスペクタクルを生み出している」と評した。撮影中にセットが全焼する事故があったにもかかわらず(けが人ゼロ)、このクオリティで仕上げてきた。

【見どころ2】ナムジュヒョクの軍隊後・初復帰作——これまでとは別の顔

本作はナムジュヒョクが韓国の兵役(軍隊)を終えてから初めてのドラマ出演作だ。これまでのやさしいロマンス系の役とはガラッと変わり、剣で幽霊を斬るという力強い役柄に挑んでいる。「兵役明けてこう来るの?」という驚きと熱量を感じる感想が多く、これまでのイメージしか知らない視聴者ほど、そのギャップにハマる。

【見どころ3】꺼먹살이(コムクサリ)——宮廷ホラーに生まれた「朝鮮のグルート」

想定外に話題になったのが、クチョンにつきまとう小さな幽霊「꺼먹살이・コムクサリ(黒コゲという意味)」の存在だ。人間の元気を吸い取ろうとする怖い幽霊なのに、クチョンの親切を覚えて自分から側にいることを選ぶ——その変化が、日本・韓国・世界中の視聴者の心を掴んだ。

しゃべらず、目の動きと体の動きだけで気持ちを伝える演出が「朝鮮のグルート(映画ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのキャラクター)」「飼い幽霊」と呼ばれてSNSでトレンド入り。ナムジュヒョク自身も取材で「コムクサリの人気に、私の貢献もちょっとはあるでしょ?」と笑ったほど、作品の顔になったキャラクターだ。

【見どころ4】幽霊の世界のビジュアルと巫俗音楽(韓国のまじない音楽)

この作品のもうひとつの個性が「幽霊の世界」の見せ方だ。宮殿という場所はそのままで、人間だけがごっそり消えた世界として描かれる——建物も空間も同じなのに人がいない、という見せ方が独特の不気味さを生んでいる。

音楽の評価も高い。韓国の巫俗(무속・むそく)音楽——昔からのお祓いやまじないで使われる伝統音楽——を取り入れた女性の声と太鼓(깽가리・ケンガリ)が場面を盛り上げ、「テンポがよくて本当に気持ちよかった」「韓国らしい哀愁(恨・ハン)が音に乗っている」という感想が多い。「音楽だけでも聴く価値がある」という声が出るほどで、ふつうの時代劇の音楽とは方向性がまったく違う。


今どこで見れる?

Netflixで独占配信中(全8話・すでに全部公開済み)。毎週の更新を待たずに、最初から最後まで一気見できます。

※配信状況は変わる場合があります。最新情報はNetflixの公式サイトでご確認ください。


総合評価

ストーリー演技演出OSTキャラクター中毒性
ストーリー
8/10
演技
8/10
演出
9/10
OST
8/10
キャラクター
8/10
中毒性
9/10
総合スコア8.3/ 10.0

このドラマの一番の強みは、ジャンルの珍しさだ。「朝鮮時代劇×幽霊退治×ホラー」という組み合わせにNetflixの制作費と実力のある監督・脚本家が本気でぶつかると、公開3日で世界2位という結果が出る——そういう完成度の作品になっている。

気になる点を正直に言うと、中盤の展開が似たようなパターンの繰り返しになる部分があること、そして主演ふたりの演技についての意見が分かれること。チョ・スンウの存在感は間違いなく作品全体を引き上げているが、「ベテランと比べると主演の芝居が物足りない」という声は一定数ある。また登場人物と宮殿内の家族関係がかなり複雑なため、序盤でついていけないと感じる人もいる。

ただ、全部で8話という短さがうまく機能していて、だれる前に話が動く。全話一気公開との相性も抜群で、毎週待つもどかしさなく、没入感が切れないまま最後まで走れる。

宮廷時代劇に興味がある人、ホラーが好きな人、ナムジュヒョクかチョ・スンウのファンには特に勧めたい。宮殿と幽霊の世界を行き来する演出の完成度は、同じジャンルで今すぐ代わりになる作品が見当たらない。


口コミ・評判

視聴者のリアルなコメント

公開直後から「チョ・スンウが出るなら信じて見る」という声が韓国国内で相次いだ。実際の評価でも、チョ・スンウの演技は「3年ぶりの出演作にふさわしい」「時代劇ならではの重みのある台詞を深く表現している」と日本・韓国・海外から一致して絶賛されている。特に、숙빈 최씨(スクビン・チェシ。王の側室のひとりで作中の重要人物)が自分の本当の姿をセンガンに見せる場面の演技は「表情が一変した瞬間に背筋が凍った」と繰り返し語られており、大妃(テビ・先代の王のお妃様)との絡みも含め「このふたりのシーンのためだけに見る価値がある」という声が目立つ。

コムクサリの反応は予想外の広がりを見せ、「朝鮮のグルート」「飼い幽霊」という愛称とともにSNSでトレンド入り。ナムジュヒョク自身も取材で「コムクサリの人気に、私の貢献もちょっとはあるでしょ?」と笑ったほど、作品の顔になったキャラクターだ。

香港の有名英字新聞・サウスチャイナ・モーニング・ポストも「ベテラン俳優たちが時代劇ならではの重みのある台詞を深みのある演技で消化している」「幽霊たちのデザインと精巧に作られた映像効果が圧倒的な迫力を生んでいる」と評した。

気になった点

「登場人物と宮殿内の家族関係が複雑すぎてついていけない」という声が多い。前の王・今の王それぞれの正妻・側室・庶子(側室から生まれた子)の関係が何重にも重なっているため、「誰が誰の子で、何番目の息子なのかを把握するのに数話かかった」というコメントが珍しくない。

主演のナムジュヒョク・ノ・ユンソの演技について「チョ・スンウとの差が気になる」という意見も一定数ある。また終盤の特定の霊の描写が「別の有名作品のパクリでは」という厳しい目を向ける声も見られた。ホラーが苦手な人や、時代劇の言い回しに負担を感じる場合は、最初の1〜2話でテンポに慣れてから続けると入りやすい。


FAQ

Q. 全8話一気公開ということは、もう完結していますか?

はい、2026年7月17日に全8話が同時に公開済みで、すでに完結しています。毎週の更新を待つ必要はなく、いつでも最初から最後まで一気見できます。

Q. 「承恩尚宮」「承恩後宮」「嬪」って何が違うの?

朝鮮時代、宮殿で働く女性(宮女)が王に気に入られて特別な関係になることを「承恩(승은・スンウン)」と言います。その後の地位はこんな流れです。

  • 承恩尚宮(승은 상궁・スンウン サングン):王に気に入られたけれど、まだ子どもを産んでいない宮女。側室(王の正妻以外のお妃)にはまだなっていない。
  • 承恩後宮(승은 후궁・スンウン フグン):王の子どもを産んだことで、側室として正式に認められた宮女。
  • 嬪(빈・ビン):側室の中でいちばん上の地位。作中のスクビン・チェシはこれにあたる。

また、正妻(中殿・ちゅうでん)の娘を「公主(공주・コンジュ)」、側室の娘を「翁主(옹주・オンジュ)」と呼びます。作中のセンガンが翁主なのはこのためです。

Q. 時代劇が苦手でも楽しめますか?

時代劇ならではの言い回しは多少ありますが、メインの内容はホラー・謎解きの展開なので、政治や恋愛中心の純粋な時代劇とは雰囲気が全然違います。宮殿をただの「舞台」として見るつもりで入れば、時代劇に慣れていなくても楽しみやすいです。

Q. ナムジュヒョクの兵役後・初の出演作ですか?

はい、本作がナムジュヒョクの兵役(韓国の義務的な軍隊勤務)を終えてから初めてのドラマ出演作です。これまでのロマンス役とはまったく違う幽霊退治師の役で、新しい一面を見せています。

Q. ホラー要素はどのくらい強いですか?

Netflixの表記で16+指定のホラー作品です。幽霊のビジュアルや霊的な場面が含まれるため、ホラーが苦手な方は注意が必要です。「純粋な怖さ」というよりはオカルトミステリーの雰囲気が強め、という感想が多いです。


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